音素

起母(きぼ)

猫音韻では、音素は、14頭母、5頸母、4腹母、4尾母からなる。ただし、4腹母のうち、括弧で書かれる2つは音変を明示するための補助腹母である。
o
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は円唇化した
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は口蓋化(高舌化)した
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)と見なせる。
起母は、音節の始まり方を表す。計16起母である。
|c: |c: |c: |c: |c |*14頭 |< |< |< | |
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起母はピンインの声母とほぼ同じである。主な違いは、ピンインにある舌面音 j、q、x 、巻舌音 zh、ch、sh、r を除外している点である。これらは次節「承母」で扱う。
|*起母表|< |< |< |< |h |* |*#C00:|*#00E:|*#090: |*#000:|- | | 口破 | 気破 | 鼻破 | 無破 |t=: |*口唇| b | p | m | f | |*舌尖| d | t | n | l | |*舌端| z | c |#AAA:(nz) | s | |*舌根| g | k | (ng) | h | |*声門| - |* |* |* |
上母は、14頭母と5頸母と、それらの35通りの組み合わせを合わせて54個。下母は、 4腹母と2尾母と、それらの10通りの組み合わせを合わせて16個。ただし、尾母の
u
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i
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は単独で下母として出現しない。
起母は、弱い声門閉鎖音という例外的なゼロ起母を除き、基本的に4種類の調音部位と4種類の調音方法の組み合わせで分類できる。
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調音部位は発生の際に狭める口の部位である。規則性を強めるため、音声学の調音部位よりも粗い区分にしている。
  • 口唇(こうしん): 口唇を使う音。音声学の分類では両唇音と唇歯音。
  • 舌根(ぜっこん): 舌根を使う音。音声学の分類では軟口蓋音。
  • 舌尖(ぜっせん): 舌尖を使う音。音声学の分類では歯茎音の破裂音と鼻音と側面音。
  • 舌端(ぜったん): 舌端を使う音。音声学の分類では歯茎音の摩擦音と摩擦音。
  • 声門(せいもん): 声門を使う音。音声学の分類では声門音。
調音方法は口の狭め方である。音声学と違って、破裂の仕方のみで分類する。
  • 口破(こうは): 口腔のみ破裂する破裂音。音声学の分類では無気破裂音と無気破擦音。
  • 気破(き は): 口破に気音が伴う破裂音。音声学の分類では有気破裂音と有気破擦音。
  • 鼻破(び は): 口破に鼻音が伴う破裂音。音声学の分類では鼻音。
  • 無破(む は): 破裂が伴わない非破裂音。音声学の分類では摩擦音と接近音。
実際の発音では、舌端鼻音が無く、代わりにゼロ起母が加わって4×4=16起母となる。
  • 舌端鼻破 nz は昔、七音の半歯音、三十六字母の日母として存在し、歯茎硬口蓋摩擦鼻音$$\textctn\!\textctz$$の音価と推定されている*1今は完全に消えている。
  • 舌根鼻破 ng も起母としての音価が消滅しており、今や感動詞に特殊な音節 ng(嗯)が残るのみである。このため、ng を除外する場合は15起母になる。
|*起母の音価表|<|< |< |< |< |< |< |< |< |h |* | | |l=: | |l.: | | | | |nw:c |*起母|*音韻特徴|< |*音価 |*音声特徴|< |< |< |< |< |t=: |^ |*調音 |*調音 |^ |*調音部位|< |*破裂|*気音|*鼻音|*狭め|- | |+部位 |+方法 | | | | | | | | |*b | 口唇|#C00:口破|$$b$$/$$p$$| 下唇 |上唇 | 破裂| | | | |*p |^ |#00E:気破|$$\ph$$|^ |^ |^ | 気音|^ |^ |t.: |*m |^ |#090:鼻破|$$m$$|^ |^ |^ | | 鼻音|^ |t.: |*f |^ |#000:無破|$$f$$| 下歯 |^ | |^ | | 摩擦|t.: |*d | 舌尖|#C00:口破|$$d$$/$$t$$| 舌尖 |歯茎 | 破裂| | | | |*t |^ |#00E:気破|$$\th$$|^ |^ |^ | 気音|^ |^ |t.: |*n |^ |#090:鼻破|$$n$$|^ |^ |^ | | 鼻音|^ |t.: |*l |^ |#000:無破|$$l$$| 舌尖側面|^ | |^ | | 接近|t.: |*z | 舌端|#C00:口破|$$\z$$/$$\c$$| 舌端 |^ | 破裂| | | 摩擦| |*c |^ |#00E:気破|$$\ch$$|^ |^ |^ | 気音|^ |^ |t.: |*(zn)|^ |#090:鼻破|$$\textctn\!\textctz$$|^ |^ |^ | | 鼻音|^ |t.:#AAA: |*s |^ |#000:無破|$$s$$|^ |^ | | | |^ |t.: |*g | 舌根|#C00:口破|$$g$$/$$k$$| 後舌 |軟口蓋| 破裂| | | | |*k |^ |#00E:気破|$$\kh$$|^ |^ |^ | 気音|^ |^ |t.: |*(ng)|^ |#090:鼻破|$$N$$|^ |^ |^ | | 鼻音|^ |t.: |*h |^ |#000:無破|$$h$$|^ |^ | |^ | | 摩擦|t.: |*- | 声門|#C00:口破|$$P$$| 声門 |< | 破裂| | | |

承母(しょうぼ)

承母は、起母の特徴を引き継ぎ、変化を与える方法を表す。計6承母である。
承母は音韻学の四呼(開口呼、斉歯呼、合口呼、撮口呼)に巻舌音を2つ加えた、言わば六呼である。ピンインの介母(i、u、ü)と巻舌接近音(r、ru)を含む。
|*承母表|< |< |h |* |*平唇 |*円唇 |t=: |*低舌|- | w| |*高舌|y |yw| |*巻舌|r |rw|
承母は、3種類の舌母(ぜつぼ)と2種類の唇母(しんぼ)の組み合わせで分類できる。舌母は前舌の位置である。
  • 低舌(ていぜつ/ひくじた):前舌を下顎に付ける音。
  • 高舌(こうぜつ/たかじた):前舌面を硬口蓋に近付ける音。
  • 巻舌(けんぜつ/まきじた):舌端裏を後部歯茎音に近付ける音。
唇母は唇の形である。
  • 平唇(へいしん):唇の全体を開ける音。
  • 円唇(えんしん):唇の中央付近のみを開ける音。
|*承母の音価|< |< |< |< |< |h | | | |l=: | | |nw:c | * |*音韻特徴 |< |*発音 |*音声特徴|< |t=: | ^ |*舌位 |*唇形 |^ |*舌の形 |*唇の形| |*- |#000:低舌|#000:平唇| | | | |* w|^ |#C00:円唇|$$w$$ |^ | 円唇化|t.: |*y |#00F:高舌|#000:平唇|$$j$$ | 硬口蓋化| | |*yw|^ |#C00:円唇|$$\jw$$$$4$$)|^ | 円唇化|t.: |*r |#060:巻舌|#000:平唇|$$\:R$$ | 巻舌化 | | |*rw|^ |#C00:円唇|$$\rw$$ |^ | 円唇化|t.:
低舌平唇はゼロ承母である。低舌は前舌の力を抜いたゼロ舌母、平唇は唇の力を抜いたゼロ唇母に当たる。したがって、低舌平唇は起母本来の音である。
低舌円唇 w は円唇化に相当する。円唇化は唇中央付近のみを僅かに開ける形である*2例えば、歯茎破擦音 z($$\z$$)が円唇化した場合は zw($$\zw$$)となる。中国語の zw($$\zw$$)と英語の類似音の zoo($$zu:$$)の比較で分るように、z と zw は異なる子音である。zw は大阪大学の音声つき中国語学習音節表 の「zu」、zoo は weblio 和英辞典の"zoo"から確認できる。中国語では単一の音が続くのに対し、英語では平唇の$$z$$から円唇の$$u$$に移り変わるのが聞き取れる。
高舌平唇 y は硬口蓋化を指定する。舌の位置に注目した場合、高舌化とも言える。日本語の拗音に対応する。硬口蓋化は前舌を硬口蓋に接近させた副次調音である。歯茎摩擦音 z($$\z$$)が硬口蓋化した場合は、歯茎硬口蓋破擦音 zy($$\zj$$$$\zJ$$)になる。音声学では、専用の二重調音記号を与えるほど z とは異なった音として扱われる。経緯*3は異なるが、ピンインでも j が割り当てられ、z とは全く別の声母として扱われる。
巻舌平唇 r は巻舌化を指定する。例えば、z($$\z$$)を巻舌化すると zr($$\zr$$$$\zR$$)となる。音声学では、調音部位が異なるとして専用記号が与えられている。ピンインでは、zh が割り当てられ、z とは全く別の声母として扱われる。しかし、y と w と同じく接近音であること、y と排他的であること、単独で音節を作ることから一括りにした*4
この他、高舌円唇 yw巻舌円唇 rw はそれぞれ硬口蓋化と円唇化、巻舌化と円唇化の同時指定である。z($$\z$$)に対応する音は、それぞれ zyw($$\zjw$$$$\z\^4$$)と zrw($$\zrw$$$$\zRw$$)になる。
*2 いわゆるタコの口になる必要はない。
*3 歴史的発音の変化。例えば、ピンインの j は zi と gi の両方を兼ねた折衷案である。
*4 音節構造から承母独特の解釈までを承母理論として纏める予定。

転母(てんぼ)

転母は狭めてた口を一転して開ける方法を表す。ゼロ転母の不転(ふてん)小転(しょうてん)大転(だいてん)の計3転母である。
転母は音韻学の韻腹に対応する。また、e、a はの順に等韻図の内転と外転とも対応する*5
|*転母表|< |h |*不転 | -|t=: |*小転 | e| |*大転 | a| |*転母の音価|<|< |< |h | | |l=: | |nw:c |* |*音韻特徴|*音価 |*音声特徴 |t=: |*- | 不転 |$$j$$$$4$$$$w$$$$\*r$$$$\:R$$$$V$$|l:起母と介母の音を保つ| |*e | 小転 |$$e$$$$\oe$$$$o$$$$@$$$$7$$$$E$$ |l:顎を小さく開ける |t.: |*a | 大転 |$$E$$$$a$$$$A$$ |l:顎を大きく開ける |
不転は、ゼロ転母である。口を開けず、起母と承母をそのまま伸ばした音を表す。伸ばす過程では、力を少し緩めるため、音価は前の起母や転母に対応した接近音となる。ただ、中国語では摩擦音と接近音の対立が無いため、摩擦音で発音される場合もある。
小転 e は大転と弁別できる程度に顎を小さく開ける音である。低舌の場合は顎を閉じたままでも許容される。また、前後の音に応じて不転と区別しない場合もある。
大転 a は小転と弁別できる程度に顎を大きく開ける音である。顎の開き具合は絶対なものではなく、個人差・地域差が大きい。飽くまでも弁別できる程度の相対的なものである。
転母は前後の音素に影響される性質上、多くの音価を持つ。その上、音節によっては小転の$$7$$が落ちて不転になったり、同じ音価$$E$$が小転と大転の両方に現れたりと、分類が難しい。このため、転母の分類に関しては専門家の間でも統一しないのが現状である。音節構造と合わせて様々な分類法が提案されているが、凌宮音韻は規則性を強めた分類法に属する*6
*5 同じ「転」と呼んでいるのは偶然かどうかは調べてない。
*6 音節構造から転母独特の解釈まで転母理論として纏める予定。

結母(けつぼ)

結母は、音節の終わり方を表す。6結母である。
歴史的音韻変化で消えた両唇鼻音の m や破裂音 p、d、k も存在していれば結母に入る。また、児音化も5結母と組み合わせた音として結母に分類されることになる。しかし、児音化の規則は複雑で、新しく、現在も進化途中であるため、理論が纏まるまで結母に加えないことにした。
一方で、児音と関係なく、ピンインでは「er」と表記される特殊な巻舌母音が存在する。将来結母に分類予定の児音化で「i」や「n」と排他的であることから、暫定で前方の鼻音として分類する。
また、「u」は唇を使うために「前方」よりも前方ではあるが、二重調音で、同時に後舌と軟口蓋でも接近する準後舌母音である。既に消滅した「m」と「p」は「u」と共に唇を使う結母であったら、今は「u」しか残ってないため、唇の行は省略する。
|*結母表|< |< |< |h |* |*口音|*鼻音|*児音|t=: |*開放 | - | | | |*前方 | i | n | r | |*後方 | u | ng | | |*結母の音価|<|< |< |< |< |h | | | |l=: | | |nw:c |* |*音韻特徴|<|*音価 |*音声特徴|< |t=: |^ |*前後|*鼻音|^ |*鼻腔開放|*閉鎖 | |*- | 開放| 口音| |転母までの音を維持|< | |*i | 前方| 口音|$$I$$| | 硬口蓋接近 | |*n | ^ | 鼻音|$$n$$| 鼻腔開放| 歯茎閉鎖 |t.: |*r | ^ | 児音|$$\:R$$| | 硬口蓋接近・巻舌 |t.: |*u | 後方| 口音|$$U$$| | 軟口蓋接近と円唇化 | |*ng | ^ | 鼻音|$$N$$| 鼻腔開放| 軟口蓋閉鎖 |t.:

声調

声調は、音の高さを表す。5声調である。
一番低い音を1、一番高い音を5とする5度式で説明される場合が多く、その場合の調値は 55、35、214、51 で表現される。絶対の高さは地域差、個人差が大きいが、意味の弁別に用いられる声調が5つあることが変わらない。
軽声は固有の調値ではなく、直前の声調に応じて変化する。また、文脈アクセントを兼ねているため、規則が複雑である。軽声に関しては、別に纏める予定。
|*声調の音価|<|< |< |< |l:h | |l.: | |l=: | |nw:c |* |< |*音韻特徴 |*発音 |*音声特徴 |t=: |*1|*陰平|高→高、高い|$$\tone{555}$$ |5-5 | |*2|*陽平|低→高、上り|$$\tone{345}$$ |3-5 |t.: |*3|*上声|低→低、低い|$$\tone{214}$$ |214 |t.: |*4|*去声|高→低、下り|$$\tone{531}$$ |5-1 |t.: |*5|*軽声|短調 |(軽声は纏まり次第、追加する予定)|<|

まとめ・つなぎ

音節表
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